タフィ・ローズを捜しています

80年代、90年代のプロ野球の記憶を記録していきます。最愛の野球選手であるタフィ・ローズに再会するその日まで。たまに野球以外の記録も。

KANSAI CLASSIC 2017 観戦記録

もう一か月も前の話になるが、ソフトバンク南海ホークスオリックス近鉄バファローズ/阪急ブレーブスとして復刻試合を行うKANSAI CLASSIC 2017シリーズを観に行ってきた。

父親が南海ファン、私自身がブログタイトルにもなっている、タフィ・ローズが在籍していた近鉄を応援していたので、以前より観戦してみたいと思いつつ、諸事情によりかなわなかった念願のイベント。

いい大人が、本当に1990年代にタイムスリップしたような経験ができたので、記録しておきたい。

近鉄に偏った文章・情報となることと、画像のブレは現地の興奮をあらわすものとしてご了承ください

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KANSAI CLASSICとは

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オリックス・バファローズ公式サイトより引用

 

プロ野球好きや昔からパ・リーグを応援してきた方たちにとっては不要かもしれないが、KANSAI CLASSICについて、簡単に説明しておきたい。

2013年より、オリックス・バファローズが、福岡ソフトバンクホークスを迎えて行う主管試合のうち、年1カード(2-3試合)で展開する復刻ユニフォーム着用型のシリーズである。

OSAKAクラシック-Wikipedia

『OSAKAクラシック』として始まって以来ほぼ毎年開催されているが、2017年は上記に阪急ブレーブスの復刻を加え、名称が『KANSAI CLASSIC』と刷新されたわけだ。

くだけた説明をすると、南海・近鉄・阪急を応援していたオッサンオバハンらにとっては、特に垂涎の野球イベントとなる。

 

当時のグッズをフル装備

観戦したのは4月29日(土)、シリーズ6戦中 2戦目の近鉄vs南海戦。同行者は中学時代の友人2名で、うち1名は、近鉄私設応援団員をやっていた親をもち、彼女に連れていってもらったのがきっかけで私も藤井寺球場に通うこととなったキーパーソンだ。

 

シリーズ開幕前から、twitterなどで復刻グッズ発売情報が流れており、試合観戦以外にも楽しみが増える。復刻品は実物を見ていいモノがあれば現地で買うとして、我々は"当時品"で身を固めて京セラドームへと向かった。

 

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私の着用アイテムは友達がくれたレッドdeハッスルTシャツ。タフィ・ローズを捜している意地として、1000本安打記念タオル(画像下)と富山サンダーバーズのタオル(画像上)も巻いていった。写真はないが、ボトムスは黒のスカート、黒サンダルに赤い靴下という猛牛(狂牛)コーデで臨んだ。

 

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番号がみえにくいが、古久保捕手のオーセンティック・ユニフォームを着た友達と、

 

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1997年 大阪ドームオープン前に配布されたうちわも持参して、火照ったカラダをチルアウト。

当時品を装備したファンは我々以外にもかなり多かった。みんなちゃんと保存してるものなんだな。

 

復刻グッズを買いにいく

試合開始まで時間があったので、グッズショップを物色しに行った。

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入り口付近からして異様な熱気だったが、やはり近鉄復刻グッズコーナーの人だかりはすごく、40歳~上と思しきファンが鼻息あらくレジに列をなしていた。ゆっくりショッピングできる雰囲気とはほど遠いなか、人のあいだをぬって猛牛グッズを手に取る。

 

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購入品はトートバッグ2色、バッファ君手ぬぐい、クリアファイル。どれも当時品にはないテイストが気に入っている。5000円以上の買い物でKANSAI CLASSICファイル(右上)がもらえたが私は僅かに購入金額が満たず、友達が譲ってくれた。もらってばかりの猛牛乞食で心苦しいかぎりだ。

 

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近鉄ヘルメットフードも売られていた。枝豆をゲットして試合に備える。

 

スタメン発表~試合開始

ショッピングの熱気がさめやらぬうちにスタメン発表の時間となる。

youtubeよりこちらの動画をお借りしたい。

www.youtube.com猛牛マークのついたキャップ姿の選手がスクリーンに映し出されるのを観て、懐かしさにちょっとウルっとしてしまう。

 

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このメガホンも当時品。20余年の時を経てマークが日焼けしてしまっているが、これを持ってまた近鉄の応援ができるとは。

この日の始球式は南海ホークスOB 藤原満氏によって行われ近鉄vs南海第2戦 プレイボール。

前日負けを喫していたが、この日は前半から近鉄の好打が続く。

南海た・お・せ~ オゥ!

 

応援歌も復刻

7回からは両チームの応援歌も復刻された。

パ・リーグTVのまとめをお借りする。

20余年ぶりに生で耳にする応援歌。「ここで一発 近鉄の星♪」から始まるチャンステーマに一番興奮したし、南海側が演った「大空にはばたく♪山本和範♪」も、つい口ずさんでしまう。

 

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応援旗と横断幕も当時のものが掲げられた。「近鉄バファローズの歌」でラッキーセブンをむかえ、あまりの復刻っぷりに視覚・聴覚がシビれてくる。

試合途中、若月選手がマズい守備をみせたときには「バカ月!」「ヘタクソ!」などとヤジが飛ぶ。応援チームの選手に対するストレートなノリも"ザ・近鉄"といったところ。

そして隣には、20年前一緒に野球を観ていた友達がいて、グラウンドには当時のユニフォームを着た選手たちがいる・・・ もうこの頃になると「あれ、ここ藤井寺かな・・・?あの選手、ダイちゃんかな・・・?」という錯覚に陥ってしまった。

 

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 ※ダイちゃん=大石大二郎選手

 

近鉄勝利

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8回まで6対1で近鉄がリード。9回表にデスパイネ選手のヒットで2点差まで詰められるも、平野投手がなんとか抑える。もっとスっと勝てんのかい!と最後までヤジを飛ばされながらも、6対4で近鉄勝利した。

 

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この日のヒーロー、モレル選手とコーク投手がグラウンドを一周するのを見守りながら、

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近鉄バファローズの歌」をまたみんなで歌う。

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ビジョンをみながらたそがれる、ブライアントユニフォームの男性の姿が印象的だった。

復刻試合をとおして、みんなそれぞれに、あの頃の野球とあの頃の自分を思い出しているのかもしれない。

 

この日はナイター。21時半ごろにドームをあとにした。

バファローズの歌が流れる煌々とした球場内から、一気に2017年の大阪・大正区の夜に心身が戻される。数々の復刻要素と、ドーム内外の物理的なギャップも手伝い、本当に1990年代の球場にタイムスリップしたかのような体験ができた。

来てよかった・・・!

 

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球団再編問題勃発、近鉄球団消滅からはや13年。呑気に復刻イベントを開催するのもいいけど、あの時の教訓は今は活かされているのか?という意見もある。私自身、あのへんのゴタゴタで、2000年代後半はなんとなく野球観戦から遠ざかっていた。

ただ、こうしたイベントがきっかけでもう一度野球を観てみようかな、と感じた人もいるかもしれない。また当時を知らない世代でも純粋に試合を楽しめたのなら、このシリーズには十分意味があると思う。私自身、バファローズをもう一度応援したくなった。

 

来年以降もまたこうしたイベントがあれば、ぜひ観戦して、グッズショップで猛牛ショッピングしたい。でも今回感じたタイムスリップ気分は、何度も経験できるものではないように思う。

実際に藤井寺球場で観戦していた思い出とともに胸にしまっておきたい、などと書くと、オバハン、ノスタルジーに浸りすぎだろうか。

 

記録はつづく