タフィ・ローズを捜しています

80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。最愛の野球選手であるタフィ・ローズに再会するその日まで。たまに野球以外の記録も。

2017年BCリーグ観戦記録 富山サンダーバーズvs読売巨人三軍

2017年12月初旬、私が応援するチームのひとつ、ヤクルトスワローズOBの伝説のピッチャー・伊藤智仁氏が、BCリーグ 富山サンダーバーズの時期監督に就任したとの報せが舞い込んだ。

 

 

https://twitter.com/T_birds/status/936417458755272706

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2015年以来、タフィ・ローズの加入がきっかけサンダーバーズを応援していた自分にとっては、喜びと驚きこの上ないニュースだ。

 

2015、2016年と2年続けて灼熱の冨山に出向き、観光がてらサンダーバーズの試合観戦を楽しんだ。今後も年1回のペースで応援を続けていこうと思っていたところ、2017年はどうしても時間がとれずにあきらめかけていた。

しかし首都圏でも観戦できるカードがいくつかあることに気づく。

 

2017年8月23日、富山サンダーバーズvs読売巨人三軍。開催場所は読売ジャイアンツ球場。 これなら行ける…

 

季節をふたつもまたいでしまったが、伊藤智仁監督就任の熱が冷めないうちに、その試合と初めて訪れた球場周辺の様子を記録しておこうと思う。

 

・・・・

 

読売ジャイアンツ球場について簡単に説明したい。

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ジャイアンツ球場は、神奈川県は川崎市にある、巨人の二軍・三軍施設と球場を指す。

最寄りは京王相模原線 京王よみうりランド駅。一軍ホーム球場である東京ドームから電車で1時間強。駅名のとおり、遊園地「よみうりランド」に隣接している。

 

巨人は、セ・リーグで私が応援するスワローズの対極球団という位置づけ(どの球団にとっても同様かもしれないが…)で、また私が関西出身という点も大きく「とっつきにくい」チームだ。当該の球場もゆかりのない場所だったが、これも一つのきっかけか、と重い腰を上げ、観戦に向かった。

 

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読売ジャイアンツ球場 アクセス|読売巨人軍公式サイト より引用

 

上記にもあるように、球場へのアクセスとして

①ゴンドラを使用 

②「よみうりV通り」という名の坂道を徒歩で登る 

③「巨人への道」という名の階段を上る 

のいずれかを選ぶことになる。

 

激烈なアンチマインドがあるわけではないが、巨人ファンでない自分が③を通るのは気が引ける。①か②かで迷ったところ、事前情報によると、②には、この通りが完成した2009年当時に在籍していた、巨人選手の手形レリーフが埋まっているとのこと。

私好みの、野球史跡が見られる予感がする。

 

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(スタート地点は神奈川県でなはなく東京都稲城市だ)

 

ということで、②の「よみうりV通り」を選択。サンダーバーズ試合観戦のために、てくてく坂道を登りがてら撮影した手形をいくつか紹介したい。

 

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横浜ベイスターズ、巨人に3年ずつ在籍した元祖160km/h男、マーク・クルーン投手。

直近だと、2017年6月に横浜スタジアムでのセ・パ交流戦で始球式を務めた姿を見た。一応元気そうだった。

 

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谷桂知選手。

個人的には巨人よりもオリックスのイメージが強かったが、それよりもヤワラちゃんのイメージが勝る。お元気だろうか。

 

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オッ! ロメロだ…?

レビ…ロメロ選手… 検索したら「巨人ファンがぎりぎり忘れていそうな助っ人」扱いされている、ベネズエラ出身の選手のようだ。申し訳ないが私も記憶にない。

 

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マイケル中村選手。

富岡…と言いたい気持ちを抑えて、ご興味のある方はググっていただきたい。

 

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という感じで、100個近いレリーフのおかげであまり疲れを感じることなく、10分程度坂道を登りつめていく。

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ふりかえってみると、結構な高さであることに気づく。

 

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ゴールのお知らせで視線を上げると、球団施設が見えた。

 

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そこから1分ほど奥に進んでいくと、ジャイアンツ球場がある。

 

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よみうりランドのアトラクションも垣間見える、緑の多い、気持ちのよい球場だ。

 

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この日は閉まっていたが、売店もある。客席やトイレの設備もきれいにメンテされている印象だ。

 

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平日の昼下がりだったが、思ったよりもサンダーバーズ側に観客がいる。グッズ(画像のうちわは和田康士朗選手)やチームアパレル持参の方もちらほら。席が近いお子さんの会話を聞いていると、夏休みを利用して冨山からやってきたようだ。

 

私が注目している選手を紹介したい。

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どっしりとした佇まいと、パワフルなバッティングが魅力のペゲロ選手。

 

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ペゲロ選手に負けていない強打者・ジョニー選手も私のお気に入りだ。

 

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試合内容はというと、序盤から巨人三軍ペースが続く。

 

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それでもサンダーバーズ観客と、応援団が暑さに負けず盛り上げる。 

冨山から来られたという応援団の方とお話できた(写真掲載許可いただきました)。

 

私がタフィ・ローズは戻ってこないんですかねぇ…?」と訊いてみると

お二人とも困ったような表情で「ああ…」と濁されたので、それ以上何も聞くことができなかった。

 

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選手自身によるグラウンド整備。独立リーグならではの光景だと思う。

 

 

巨人三軍で気になった選手についても紹介したい。

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トルネード投法の継承者、高井俊(すぐる)投手だ。

2017年11月末~12月まで開催されていた、アジアウインターベースボールリーグでの活躍が記憶にある方も多いのではないだろうか。巨人移籍前は新潟アルビレックスでプレーしていた。この試合での投げっぷりもよく、調理師免許を持っている投手である点も興味深い。

独立リーグ出身者のタフネスを象徴する経歴ではないだろうか。所属チームに関係なく、上へ上へとのし上がってもらいたい。

 

・・・

 

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試合終盤、サンダーバーズが2点、1点と細かく反撃をするも、10対3で巨人三軍に軍配が上がる。

 

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敗けたけれど…今年もサンダーバーズナインの姿を観られてよかった。

 

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試合後、選手を集めて試合の振り返りをする吉岡雄二監督。

 

次季、彼は日本ハムファイターズでコーチとしてのNPB復帰が決まっている。

監督人事以外にも、サンダーバーズからは和田康士朗選手が、千葉ロッテマリーンズ育成1位指名で入団決定した。

 

2015年からスローペースでBCリーグ観戦を始めた、いわばニワカである私でも、NPBとBCLの人事流動が以前より活性化しているように感じる。

(一方でNPB入りしたBC出身選手の戦力外の報せも毎年多く、どうしてもシビアな面やその他の課題が残るところではあるが)

 

吉岡雄二監督、ありがとう、お疲れ様でした。

吉岡監督がいなければ、タフィ・ローズの復活劇を見ることはできなかったし、私はBCリーグに注目することもなかったかもしれない。私にとってパイオニアの一人だ。

  

そして、伊藤次期監督。

サンダーバーズおよびBCリーグを盛り上げ、自身の指導者としてのキャリアを積み重ねていってほしいと願わんばかりだ。

 

できれば冨山で伊藤監督の雄姿を拝見したいが、埼玉での武蔵ヒートベアーズ戦に足を運んだり、当記事のようにNPBチームとの試合があれば、関東でも「俺たちの智さん」に会うことができる。伊藤智仁ファンの方は、これをきっかけにBCリーグ観戦をしてみてはいかがだろう。

 

サンダーバーズと智さん。

両方とも好きだから、私も必ず会いに行く。 

 

記録はつづく