プロ野球カード記録 その6
2017年が終わろうとしている。
オフシーズンでも野球のことばかり考えているせいか、一年の始まりは1月ではなく、NPB公式戦が開幕する3月からだという感覚が染みついている。なので2018年1~2月のことをうっかり「今年」と表現してしまうことが増えたが、病気のようなものだから仕方がない。
昔からの友達に譲ってもらった、たくさんの野球カードやグッズの記録をメインに開設した当ブログ。2017年はその友達との交友がより活性化したことに加え、大変ありがたいことに、同じチームを応援する複数の知り合いに恵まれることとなった。
いつも独りで観戦していた私にとって、そういった交流こそが、今年の最大の収穫だった。
おそらく本記事が、暦どおりで言うと年内最後の記事になると思う。
ほんの一部ではあるが、感謝の意をこめて、新しく知り合った方々よりいただいたカードを記録して、ブログ納めとしたい。
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背番号20
1999年ベースボールマガジン社製カード。
ローズ本人については今更コメントする必要もなかろう。しいて何かを書くとすると、この時代の近鉄ユニフォームが最も似合っていた選手のひとりだと思っている。
こちらは2002年ベースボールマガジン社製。
55号ホームランを打った時のカードだ。ローズの記録についても今更コメントをする必要はないと思っているが、またしいて言うとすると、裏面のスーツ姿のブラックシャツ×ブラックタイがかっこよすぎるという点だろう。
何年経っても、本人に会えなくても、球団名が変わって久しい今でさえ、私にとってタフィ・ローズというのは「強いバファローズ」の代名詞だ。
そんなローズへの強い想いを引き継ぐ予感がする選手が現れた。
背番号9
ステフェン・ロメロ
2017年ベースボールマガジン社製カード。コメで言うなら新米に値するカードだ。
もういっちょ。
こちらも同年、同社製カード。
シーズン序盤は毎試合ホームランを打ち、ヒーローインタビューでの真摯かつ紳士な振る舞いと、「#ロメロメロメロ」という言葉とともに、何かと目が離せなくなってしまった。
私にとって、ローズ以来の「強いバファローズ」を予感させる助っ人選手であり、ぜひともそれを実現してほしいと願っている。
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野球の試合や選手には、時として、形容する言葉が見つからない経験をさせられることがある。
9回裏からの劇的逆転勝利。メモリアルホームラン。スローモーションのようなファインプレー。
一方で、どうしても取れない1点で敗退。歴史的連敗記録。クソみたいなエラー。
良いことばかりが記録や記憶に残るわけではないが、野球ファンにとって、どんな時にも共通しているのは、「野球が好き」という気持ち一つではないだろうか。
ローズやロメロ以外にも、そんな好きという気持ちが増すような選手に出会い、記録と記憶に残る試合をたくさん経験できることを願って。
2018年も記録はつづく
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カードをくれた、Kさん、ありがとうございました