タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

2018年 プロ野球 宮崎キャンプ訪問の記録 後編

2泊3日のプロ野球 キャンプ見学の旅 後編。 (前編はこちら

のこりの2日間、結局オリックスキャンプ地再訪はせずに、ソフトバンクホークスヤクルトスワローズ二軍キャンプ地を見学した。

各地の様子は長くなるので先にまとめを記録したい。

あくまで2018年時点の3球団見学での個人的な感想だが、特に私と同じアラフォー女性でキャンプ訪問をためらわれている方にとって何かの参考になれば幸いだ。

 

■いつ行く?

ゆっくり練習見学したり、選手との交流を期待して行く場合は、平日のほうが観客数も多くなく、また航空券・宿泊費用も抑えられるので良い。マスコットやチアイベントを観たい方は土日祝日のほうがおすすめ。

 

■ひとりで行っても大丈夫?

老若男女問わず、ピンで見学されている人はちらほら見かけた。ひとりだと浮かない?という心配は無用だ。現地でわからないことがある時もその場にいるファンの方に尋ねれば、教えていただけることも多かった。

 

■サインはもらえる?

もらえることが多い。全体練習終了後にお願いするのが良いとされるが、結局「運とタイミング」。もらえるかどうかのドキドキ感も含めて楽しめればベストだと感じた。

※私がここで書くまでもなく、「もらえて当たり前」ではないことが大前提。

 

■情報収集はどうやってする?

各球団ともキャンプサイトを特設するので、事前にアクセスや休養日、参加メンバーなど確認すべし。またキャンプ地がある市町村サイトや、ツイッターアカウントでも地元情報がカバーできる。あとは空港や最寄り駅にキャンプ案内パンフレットが置いてあるので、手元にあると安心だ。

 

■雑感

・贔屓目抜きで、オリックスの選手は全体的に感じ良く接してくれた

・神宮・戸田に行く機会の多い人は、ヤクルト二軍キャンプにはがっちり計画を立てて出向かなくてもいいかも(→2020年追記:奥川投手フィーバーで色々変わってきているので、今はこの限りではない)

・応援チーム以外のキャンプ地も気軽に楽しめる(他球団グッズはおおっぴらに持ち込まない)

・地域住民の方が屋台でゆったり食事を楽しまれたりする風景が新鮮だった。地元の方にとってキャンプは1か月間のお祭り的な位置づけなのかな、と感じた

 

というわけで、3球団キャンプ、とても楽しくて「キャンプはヤバイ」という言葉の意味が腑に落ちた。 

 

ヤバいから来年も行っちゃいそうでヤバい。

 

語彙力の低下たけなわ、2日間の詳細を記録しておこう。

 

・・・

 

2日目 2月21日(水)

あいにくの小雨のなか外出。宮崎駅ロータリーから、ソフトバンクホークスキャンプ地と、オリックスキャンプ地行きのバスが出ている。

 

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深く考えず、エイヤ!でホークスバスの列に並ぶことに。バス待ちの時点で結構人が多い。 

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駅からバスで30分弱。

正午少し前、アイビースタジアムこと宮崎市生目の杜運動公園に到着。

ありがたいことに、雨は止んでいた。

ホークスには好きな選手が2,3人いるものの、チーム自体のファンではないので、前日のオリックスキャンプ地に向かっていた時のような緊張感はなかった。

ガチファンに怒られるかもしれないが、ミーハー心全快で気楽に楽しむことにした。

 

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着いてすぐ長蛇の列を目にした。選手出待ち列か。

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比較対象が前日のオリックスキャンプ地のみなので、なんとも言えないところもあるが、平日なのに予想以上に人が多い印象だ。

地元・九州のチームということも大きいのだろう。

 

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練習場からメインスタジアムに向かう通路脇に歩いていくと、まもなくモイネロ投手が出てきた。

応援チームじゃなくても、至近距離でお目にかかれると、テンションが上がる。

 

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続いて内川選手に、

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中村選手。

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私が熱視線を送る、最後の南海戦士・藤本コーチも。

私が「藤本さーーん!」と声を張ると(え、俺??)みたいな表情でチラリと振り返ってくれた。

近くにいた若い女性ファンにも(なんやこのオバハン・・・なんでコーチに声かけるねん・・・)と言いたげな、怪訝そうな視線を向けられたのもいい思い出だ。

 

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ギータこと柳田選手が現れた時、ファンが一気にどよめいた。

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ギータの移動と同時に、ギャラリーも大移動だ。やっぱり人気あるなあ!

人の多さもあってか、メイン選手が立ち止まってサインに応じる様子は見られず、また警備も厳重だ。

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そんな中、田中正義投手が即席サイン会を開いていたようだ。

人、ひと、人だかりだ。

 

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メイン球場では、当初予定していた紅白戦が悪天候のため中止。

それでも中村選手はじめとする強打者たちの打撃練習を見学できて満足だ。

満たされたと同時に、(今年もホークス怖ぇえなあ・・・)という畏怖を感じつつ早めにキャンプ地を後にした。

このあと延岡観光を楽しんで、宮崎での2日目を終えた。

 

 

最終日 2月22日(木)

宮崎での最後の一日。

向かったところは、ヤクルトスワローズ2軍キャンプ地がある、西都市だ。

(訪問にあたり参考にさせていただいたサイトはこちら

路線バスに揺られること1時間、終点の西都バスセンターから徒歩20分。坂道がハードなのでタクシーかレンタカー推奨だ。

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西都原(さいとばる)運動場公園 野球場に到着だ。

一軍キャンプ地のように屋台などは出ていないので、バスセンター周辺のコンビニで飲食物を買っておいて正解だった。

(2020年追記:奥川投手人気でキッチンカーやグッズショップが出店されている。今後は西都にも出店は増えるかもしれない)

 

運よくランチ移動で選手やコーチ陣がぞろぞろと出てくる時間帯に到着。

 

メイン練習場の見学に向かう間もなく、

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ありがたいことに、高津二軍監督のサインをいただいたり、

 

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近鉄時代から大好きな北川コーチと写真を撮っていただいたり。

 

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サインに応じるライアン小川投手も拝めた。

 

着いて早々、ファンサービスの嵐で感謝&恐縮してしまう。

加えて、遠い宮崎の土地でヤクルトの選手方をお見かけし、どこか懐かしく、ホッとする自分がいた。

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メイン練習場の様子。

さすがに人もまばら。前述のとおり屋台があったり、ステージなど催しがあるわけではないので、戸田の感じとあまり変わらないなあ・・・というのが正直な感想だ。

二軍キャンプメンバーに自分の応援する選手がいて、オフシーズンにどうしても一目会いたい、という方は西都市に出向いてみてもいいかもしれない。

 

帰京の時間が迫っていたこともあり、1時間半程度の滞在で、いそいそと宮崎市街へと戻り、初めてのキャンプ見学旅行が終了した。

 

・・・

 

以上が宮崎3球団キャンプ 後半2日間の様子だ。

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野球好きとして、オフシーズンの大イベント経験を積めたことに満足しながら、帰りの飛行機に乗り込んだ。

ありがとう、宮崎・・・!

 

しつこいけれど、キャンプはヤバイ。楽しい野球のイベントは、オフシーズンで乾ききった心に染みわたる。

キャンプに行こうかどうか迷われてる方は、是非、思い切って行ってみられたし。

 

記録は続く