プロ野球カード記録 その4
友達からもらったたくさんの野球カード。
本日もこの束のなかから無作為に選んだ3枚のカードを記録していこうと思う。
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背番号24 下柳 剛
1995年ベースボールマガジン社製カード。
猫背気味のシルエット、伸ばした襟足、ふてくされたような表情。
当時、十代前半であった私が、野球選手を凝視するスタイルで観戦を始めるきっかけとなった、新庄剛志選手の赤いリストバンドの次ぐらいに、この下柳投手の風貌には思わず「エッ?」と二度見させられたように記憶している。
こどもにとっては「かっこいいのか悪いのかわからない、これでええんか?」的存在だったが、自分よりもう少し年上の女性ファンは、ワイルド&セクシーの象徴として熱狂していなかっただろうか。
ダイエーを去った後は、日本ハム、阪神にてキャリアを重ね、2013年楽天を最後に現役引退、現在は解説者・タレントとして活躍している。
背番号6 湯上谷 宏
1992年製ベースボールマガジン社製カード。
お恥ずかしながら、この選手については記憶がなく、カード裏面の「Did you know?」には素直に「No,I did not.」と答えるほかない。
高校卒業後、南海ホークス入団→ダイエーホークスに在籍、他球団に移籍することなくホークス一筋で2000年に引退しているようだ。
wikipediaが正しければ、2014年から米国に語学留学に行かれたというところで経歴情報が終わっているが、現在はどうされているのだろうか。ガメやんという愛称とともに、少し気になるところだ。
背番号11 斎藤 隆
ダイエー戦士2人のあとは、ハマのピッチャーのカードを引き当てた。
斎藤氏のプロ入り4年目にあたる1995年のベースボールマガジン社製カード。
ベイスターズ→複数メジャー球団に在籍→楽天で現役引退。2017年現在、MLBパドレスのアドバイザーを務めている。要はメジャー球団のフロントメンバーだ。
メジャーでの経歴もさることながら、大洋時代よりベイスターズに13年間在籍していたからか。個人的には青いユニフォームが似合うハマっ子のイメージがとても強いが、このカードを手に取って初めて東北出身であることを知った。
野球カードを整理していると、小さいながらも、こうした再発見があるのがうれしい。
どんな選手とつながっていたのか、とか、現役選手やチーム・球界に与えた影響を調べてみるのも愉しい。
懐かしい選手に思いを馳せていると、今、応援しているチームが抱える借金問題など一瞬だけ忘れられる気がする。
2017年シーズンものこりわずか。野球ファンとして、心おだやかにシーズンを終えられることを願っている。
記録はつづく