タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

2020年オリックス春季キャンプ 日帰り見学の記録と、激励パーティー中止について思うこと

2020年2月の宮崎市清武のオリックス・バファローズ 春季キャンプ見学の記録をしておこう。

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羽田発の早朝便。

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2018年に初めてプロ野球キャンプ見学をして以来、3度目の宮崎の春。

1年目2年目で複数球団のキャンプ地を訪問し、また野球関連以外の観光地もだいたい訪れることができた。2年とも比較的混雑せず、宿の確保にも難儀しない平日に宮崎入りしていたが、仕事の都合もあり、2020年は思い切って週末日帰りの見学を敢行した。

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訪問日は2月2日 日曜日。

キャンプ開始から2日目で、球春到来によるテンションはまさに最高潮。毎年選手の幟を見ると、ああ~今年も始まるな…と感慨深くなる。

ちなみにこの頃はまだ日本国内で新型コロナウイルスの感染拡大はしておらず、飛行機をはじめとした各種公共機関も通常どおりの運行で、まだまだ生活や娯楽に制限がかけられていない時期だった。

それでもキャンプ地駐車場の手前に自動車タイヤ用の除菌マットが敷かれており、例年と違うなあ…と思ったのを覚えている。この後、件のウイルスが世界を揺るがす事態となるなど予想だにしていなかったわけだが…

まあその話は、中止になったファンクラブイベントにからめて後述するとして、ここから先は日帰りキャンプ見学中に駆け足で撮影した画像をざっと記録して、楽しかったあの頃を振り返りたい。

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球団、球界を代表する山本投手。

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新加入のタイラー・ヒギンス投手。お顔は隠れてしまったがさわやかなイケメンだ。

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大人気の山岡投手。

もっとええ写真ないんかい、と我ながら思うが、野球に飢え切った状態で訪れるキャンプ、興奮してとりあえずシャッターを切りまくるのは「あるある」ではないだろうか。

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さわやかな鈴木コーチ補佐。

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取材に来られていた川上憲伸氏。大物OBに出会えるのもキャンプの醍醐味だ。

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大物OBといえば、特別投手コーチの山田久志氏にもお目にかかれてうれしかった。ネット越しのスマホ画像でわかりにくいけれど。特別給付金の10万円でええカメラ買ったろかな。

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移動中の杉本選手、西浦選手。トッポい。

中央は西村選手か?

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吉田(正)選手。

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構える金田投手。

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マウンドを均す金田投手と小林投手。

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投げる金田投手。

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金田投手と伏見捕手。

アキレス腱断裂という大けがを乗り越え、お元気そうな伏見捕手を拝見できてよかった。

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2020年ドラフト1位入団の宮城投手と、町広報、佐藤広報。

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山田久志氏に挨拶する宮城投手。ぜひ山田氏みたいな伝説の投手になってくれよ...!

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フェリペ捕手と、2020年入団の前投手。

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サムズアップするアルバース投手。

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オリックスキャンプ名物・巨大投手練習場で、ミットに収まる球音に酔いしれ、大半をブルペン見学に費やしてしまった。

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メインスタジアムにも足を運ぶ。

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山田氏、川上氏、頓宮選手。

ブルペンに張り付きすぎて、打撃練習は終わりに差し掛かっていてほとんど見学できなかった。

キャンプ見学はポジション別練習場を見学する時間配分が重要だ。日帰りで1日しかチャンスがない場合はなおさらだ。それでも楽しいから結果オーライ。

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選手がちらほら帰路につく時間帯に。モヤ選手は背が高いから遠くからでもわかりやすい。「モヤ様~!!」と声をかけると手を振ってくれた。

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新加入の大注目のジョーンズ選手も、付き人を従えてホテルに帰っていった。

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練習終了後、張投手と写真撮影いただくことができた。今やアジアを代表する大投手。ありがとうございました。

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今年から背番号が9番になった大城選手にいただいたサイン。

前年まで私が最も力を入れて応援していた旧9番のステフェン・ロメロ選手が移籍して落ち込んでいたが、新しくこの背番号となった大城選手にサインをいただけて、気持ちを切り替えるという意味でもとても嬉しかった。大事にします。ありがとうございました。

 

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選手の個別ファンサービスとは別に、急遽、吉田(正)選手のサイン会抽選会が行われた。

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夕暮れのメインスタジアムの前にできる、抽選待ちの長蛇の列。私は残念ながらハズレだったが、今となってはこれもキャンプの楽しい思い出の一部だ。

もうしばらく、こんなに人が密になる光景も見られないのだろう。

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吉田選手のサイン会にハズレたあと、一抹の名残惜しさとともに宮崎空港に戻り、19時前の便で帰京。2020年、私の春季キャンプ訪問が終了した。

 

日帰りキャンプ見学の所感としては

・宿泊の場合と違い、翌日の再訪ができない分、時間配分とフィールド内の移動計画をより綿密に考える必要がある

・帰りの電車や飛行機は遅い便を予約した方がよい

・とはいえ、やっぱりキャンプ見学は楽しい!

といったところ。オフシーズンで枯渇した野球成分補給は、日帰りでも十分できるが、1軍、2軍、いろんな選手の練習をまんべんなく見学するには、宿を予約し、1.5日以上見学できる時間を確保した方が当然良いと感じた。

 

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今回、私が日帰り見学を敢行した理由のひとつは、2018年から加入している、Bs Clubプレミアム会員(2020年からはエクストラプレミアム会員)特典の激励パーティー参加権だ。

shibata-pro.hatenablog.com

キャンプ地で多少時間が足りずに名残惜しさがあっても、パーティーが3月にあるからそこで楽しめばいいや、と考えていた。

しかし、2月半ば以降のウイルス感染拡大にともない、薄々覚悟していたところ、今年の激励パーティー中止が決定してしまった。

 

やむなし。

世界全体がパーティーどころではない事態へと拡大し、通常どおりのシーズン開幕すらできなくなってしまった。

パーティー以外にも、2020年秋季キャンプや2021年春季キャンプをはじめとしたイベントでのファンサービスも、従来通りの実施は難しいのではないか。

そもそも選手によるファンサービスはあって当たり前ではない。それは大前提だとしても、まったくファンサービスのないプロ野球というのは味気ないと感じてしまう。

感染防止、命を守るのが第一。でもそれとは別に、無観客・無応援での試合開催だって、正直さみしいと感じてしまう。これについてはzoomなどを利用したリモート応援の導入で解決できるのだろうか。 

とにかく今は、いろんなことが未知すぎる。

「ウィズ・コロナ」「アフター・コロナ」の生活様式、「ニュースタンダード」が、私が大好きなプロ野球をどう変えるのかわからない。

その「わからなさ」は不安であり、また希望でもあるのかもしれない。

 

今回のエントリのメインはキャンプ訪問レポートだが、来季も同じように宮崎訪問して楽しいレポートを書ける世の中になっているのだろうか。

そして、私が「ファンクラブへの入会は、応援するチーム、好きな選手をもっと好きになるための投資の意味もあると思う」と主張する、Bs Club高額コースは来季も存在するのだろうか…

 

不安よりも希望を持っていたい。

投資が失敗だった、と早々にあきらめたくはない。

そのためにも、前向きな「ニュースタンダード」をどしどし取り入れ、中止になった激励パーティーに替わる会員向け特典を提供してくれることを心から期待している。

 

オリックス野球クラブ Bs Club企画担当者様、何卒たのんます。

 (選手とファン複数名がオンラインで触れ合えるウェブ激励会とかできないですかね…?)

 

 

記録はつづく