タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

プロ野球カード記録 その35

2020年11月15日。

パンデミックの影響を受け、イレギュラーな条件での催行となった、2020年のクライマックス・シリーズ。覇者は2戦連勝したソフトバンクホークスであった。

私が応援するオリックス・バファローズは早々に最下位が決定したので、ペナントレース後はフラットに観戦をしようと思っていたものの、気持ちは対戦相手のロッテマリーンズ寄りで中継を観ていた。

短期決戦での、いわゆる下剋上劇にロマンを見出すというよりも、一試合でも長く野球が観たい、毎年お決まりのホークス・アズ・ナンバーワン以外の景色も見てみたい、という気持ちが大きかったが、やっぱりホークスは強かった。

それでも2戦とも、決して一方的な試合展開ではなかったはずだ。ベテラン投手の活躍、若手野手の成長が著しいロッテの大健闘も称えつつ、マリーンズ関連の野球カード記録をしたい。

 

千葉ロッテマリーンズ

マーくん&リーンちゃん(仮)

f:id:shibata_pro:20201115214137j:plain

1995年シーズンの、ベースボールマガジン社カード。

のっけから資料不足と知識不足を露呈することになり恥ずかしい限りだが、当時はマーくん&リーンちゃんという名前ではなかった可能性が高いので(仮)とする。

前身のオリオンズが1992年から千葉に本拠地を移し、球団名も千葉ロッテマリーンズへと刷新された際には、通称「初代カモメ」がチームマスコットとしてデビューしたことはわかっている。

現メインのマスコットであるマーくんのSNSのリンクを貼らせていただく。

カードに写っているのは2代目カモメの可能性が高いが、こちらについては調査を続けたい。

f:id:shibata_pro:20201115223951j:plain

余談だが、DAMというカラオケ機材でロッテ球団歌「We Love マリーンズ」をリクエストすると、2000年代前半頃とおぼしきマーくんを見ることができる。

マーくんもリファインされて今の姿になったことがわかる。またカモメのキャラクター以外にも「謎の魚」も加わるなど、ロッテマスコットはバラエティに富んだメンバーになっている。マスコットの歴史を追ってみるのもおもしろいものだ。

カード裏面も載せておこう。

f:id:shibata_pro:20201115215314j:plain

1995年のマリーンズ。懐かしい面々が揃う。

オリックスの元監督、西村徳文氏のお名前もあり、胸がしめつけられる気もするが、話が逸れるのでこの話はまた別の機会に。

 

・・・

 

千葉ロッテマリーンズ

背番号57

澤村 拓一

f:id:shibata_pro:20201115220609j:plain

f:id:shibata_pro:20201115220654j:plain
2016年カルビー SAMURAI JAPANチップスカード。澤村投手が巨人軍に在籍していた頃のカードである。2020年9月のトレード移籍に驚いた野球ファンは多かったはずだし、「ロッテの澤村」になる未来を誰が予想しただろうか。

球団公式twitterの、入団直後のこのツイートを皮切りに、かつて垣間見ることのできなかった同氏の表情の豊かさに、ちょっと驚き、応援チームの選手ではないながらも、魅了されていった。

f:id:shibata_pro:20201115222234j:plain

ZOZOマリンスタジアムで現地観戦した、ロッテ-オリックス戦にも登板していた。

球場内では、澤村投手登板時の盛り上がりや、「澤村タオル」を掲げるファンの多さにもびっくりした。

f:id:shibata_pro:20201115222002j:plain

グッズショップではもうタオルが売り切れていた。

愛されているなあ…!

来季も千葉で支持され、パ・リーグの空気を吸ってイキイキと登板する澤村投手をみるのが楽しみである。(オリックス戦ではお手柔らかにお願いしたいが)

 

・・・

 

2020年シーズン、残すは日本シリーズのみである。

忘れらない年になるであろう、今シーズンの日本一は巨人か、ソフトバンクか。

こんな年の日本シリーズは、のちのち語り継がれる試合になるのだろう。遅れての開幕ではあったが、ここまで試合を催行できている事実に感謝である。

もう冬にさしかかろうとしているが、一試合でも長く野球を観ていたいから、熱い接戦を繰り広げてほしいと願う。

 

 

記録はつづく