タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

関東在住者がオリックス高額ファンクラブに加入してどれだけ楽しめるのか 【Bs Club2020年下半期まとめ】

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オリックス・バファローズのファンクラブ、Bs Club高額コース加入レポート2020年のまとめをしたい。

2018年の情報はこちら

2019年の情報はこちら

2020年上半期の情報はこちら

例年、喜々としてイベント参加のもようを綴ってきたが、加入歴は2018年からと浅く、毎年シーズン開幕前の激励パーティー参加を主な目的として楽しんできた。そのため、ずっと前から高額コースに加入されてきた方や、他特典をメインで楽しまれてきた方にとっては偏った内容のレポートに感じられるかもしれないが、すべて個人の感想としてご了承いただきつつ、記録を進めたい。

 

さて、先に結論を書いておこう。

2020年、関東在住者がオリックス高額ファンクラブに加入しても、例年と同じようには楽しめませんでした!

全てはコロナウイルスのせい、パンデミックのせい!

 

shibata-pro.hatenablog.com

今年のファンクラブ内容については、↑のとおり、すでに上半期まとめのエントリで網羅しており、残念なことにここから大きな動きがないまま1年が終わろうとしている。

冒術したとおり、私が高額コースに加入した主な目的は、例年3月に行われる選手・監督・コーチ陣全員が揃う場でファンサービスの機会をいただける、激励パーティー参加権だったが、まずこちらが中止になってテンションが一気にダウン。

開幕自体が6月にずれ込み、人数上限を設けたうえでの有観客での開催が7月10日だったわけだが、県境を越えなくても、球場に出向いて試合を観るという、例年であれば至極当たり前のことすらできない状況が続いた。

9月~10月は感染状況が軽減されたので、関東球場でのオリックス戦に3試合ほど出向いた。現地で生の野球を観られる喜び。それはそれでもちろん堪能できたが、私は外野の応援団近くの席で声援を送るのが好きなので、鳴り物・声援禁止の状況はやはりさみしいものがあった。

そうこうしているうちに最下位確定、シーズン終了とあいなった。

 

とは言っても、テンションが下がりっぱなしだったわけでもない。こんなパンデミック下でも、球団側はなんとかファンサービスの機会を提供しようと尽力されいたように感じたし、そんな明るい側面についても記録をしておきたい。

 

2020年に楽しめたイベント

8月、エクストラプレミアムメンバーからの抽選で、オンライン会議システム・zoomを利用した選手トークショーに2度当選し、参加させていただいたのは、とてもいい思い出だ。

一回目は山本由伸投手、二回目は山﨑福也投手が登壇され、大前一樹アナウンサーの司会進行で、選手に質問したり、人生相談できる機会が設けられた。

お二方とも球団、球界を代表する投手だけあって、どの質問や相談にも丁寧に受け答えされて、一層応援しようという気持ちが増した。イベントがあって、たとえオンラインでも選手と触れ合える機会はありがたいし、チームを応援するモチベーションが上がるなあと実感した。

 

2020年に楽しめた特典

入会特典ポイントが10000pt付与されていたのと、ちょこちょこグッズを買って貯めたポイントで、雨に濡れるとBの字が浮かび上がる折り畳み傘と、デサントコラボのポータブルバッグをゲットした。今年は京セラドームに行かなくても郵送(送料は自己負担)で交換対応してくださったのがよかった。(現在交換対応は終了している)

京セラドームとほっと神戸で開催される主催試合すべてに使用できるエクストラプレミアムチケットは、試合開催が延期された時点で無効になった。

その代替として6月に送付された指定席引換券は、使用期限が2021年まで延長されたので、こちらは来年、大阪・神戸に遠征できるときに使用する予定だ。しかし2020年のパンデミックを経験すると、先の予定を立てることすらためらってしまう。「行けたら行く」としか言えないが、活用できる日が早く来てほしいと願うのみだ。

 

2021年のBs Club高額コース内容

www.buffaloes.co.jp

概要が公式にリリースされたのは12月初旬だったが、まず「値上がりしてるやん!」と口を揃えたファンの方は多いのではないだろうか。

パンデミックの影響で中止になった2020年の新入団会見観覧、激励パーティー参加権は2021年高額コースの入会特典にそもそも含まれなくなってしまった。イベント催行できないのだから仕方がない。

2021年のメインの特典は、主催試合で使用できる、球団指定の席種に引換可能な日付指定のチケットと、特別中央指定席(飲食付)3枚付与だろうか。

いずれも、関西圏在住で、京セラ・ほっと神戸球場に足しげく通えるファンの方でないと活用できないだろう。関東在住者の私は完全対象外。

また、例年特典でいただけた、ネームとナンバーを選べるオーセンティック仕様のサードユニフォームもなし。配布サードユニフォームデザインも一切の変更なく、2020年のものがそのまま引き継がれることに、「コロナ不況」の訪れをふと感じた。

内容に魅力を感じなければ、入会しないというだけの話ではあるけれど、球団、大丈夫なのかな??と心配になるほどのグレードダウンっぷりに感じるが…

 

しかし、「グレードダウンだ!」とむやみに球団や事務局を非難するのも、それはまた違う気がする。

ただただ、パンデミックが、野球観戦と野球チームの応援にもたらす影響の大きさに、恐れをなすほかない。人生で初めて経験するパンデミック。これがパンデミックなのか、とあきらめ、受け入れ、将来同じ苦難を経験しないように学習するしかないのかもしれない。

 

以下文は、上記にリンクをはった「上半期まとめ」執筆時の文章そのままである。半年前からおおむね状況が変わらず、予測どおりになっているのでセルフ引用させていただく。

3月の激励パーティーを主な目的として入会した、Bs Clubエクストラプレミアムコース。ウイルス収束後の代替イベントの開催を期待するメンバーは多いはずだ。

「コロナ後の新しい生活様式」への切り替えが迫られている中、2021年3月ですら、大勢が一堂に会するパーティースタイルでの開催は難しくなる可能性は高い。その場合、オンライン会議システムを活用したウェブ激励ミーティングが検討されたりするのだろうか。仮にそれが実現して、参加したいと思うファンはどれぐらいいるだろう。私はやっぱり、例年どおりのパーティーに参加したいと思ってしまう。

またスター選手の増加も、パーティー開催方式の変換が求められる理由の一つとなりえるだろう。一部の選手にファンが殺到して身動きが取れない2019年のパーティー会場の様子にはかなり驚いた。もっともスター選手が増えること自体は、憎きウイルスとは逆で、ファンとしては喜ばしいことなのだが。

パーティー開催が難しくなる場合、次年度からは、オリックス名物ともいえる高額ファンクラブコース設定自体が、大きな変化を迎える可能性もある。

球団もファンも、転換期の真っただ中に立っているのかもしれない。

 

2021年がだめなら、22年のBs Club高額コースの会員特典内容に期待するか、それともあきらめるか。近い将来、がっかりしないように、今から心の準備をしておくのはひとつの策かもしれない。

・・・

とりあえず、私は2021年はBs Clubレギュラーメンバーとしてシーズンを楽しむことにした。

これをもって、「関東在住者がオリックス高額ファンクラブに加入してどれだけ楽しめるのか」シリーズは、いったん終了。

最低5年は続けたかったのだが…

 

ファンクラブ特典よりも、試合内容を楽しめるシーズンになればそれでいい、と必死に自分に言い聞かせている真っ最中だ。

 

ステフェン・ロメロ選手が戻ってくるとか、心もからだも躍るニュースが欲しい。

 

 

 

記録はつづく