2020年を振り返る
2020年が終わる。
とにかくコロナ、コロナ、withコロナで野球ファンとしての生活も様変わりしたシーズン。いち野球ファン、いちオリックスファンの1年の振り返りを時系列で記録しておきたい。
ステフェン・ロメロ選手 楽天イーグルスに移籍
2017年以来、最も力を入れて応援していたロメロ選手が、オリックスを去り、楽天に移籍した。オリックス退団は寂しかったけれど、NPBでプレーするのならまた会えるか、と安堵したのを覚えている。
楽天でまあまあ活躍していて、安心したのと同時に、「イーグルスのロメロ」にはもう注目しなくていいか、と自然と「卒ロメ」した。
高額ファンクラブコース特典で参加できる激励パーティー中止
3月。年イチの楽しみを奪われて、コロナを心から恨むとともに、人生で初めて経験するパンデミックの恐ろしさを改めて実感した。
2021年の高額ファンクラブ特典からも、パーティー参加権は含まれなくなった。
ロドリゲス選手サヨナラ逆転ホームラン
7月10日、今シーズン観客を動員しての試合開始初日での劇的な一発。観客の応援がもたらす力は大きいのだ、とも思った。
ロドリゲス選手は、これ以外にインパクトのある活躍をみせてくれる機会がないまま、チームを去るのが残念だ。
中嶋監督代行による采配開始
8月20日、「サメ」こと中嶋聡監督代行就任が発表された。そして采配開始後、3連勝。同時に異動してきた辻竜太郎コーチの元気な姿もあいまって、ここから勝ち続ける奇跡、あるで!と期待を寄せたが、まあ現実は厳しかった。
ロメロ選手と入れ替わりで入団したジョーンズ選手もパッとせず、たまに打つ、たまに勝つ、という感じのチーム状況に戻っていったような感じだった。
大下誠一郎選手 プロ初打席初ホームラン
ピリっとしないムードを払拭する選手が現れた。
9月15日、ほっともっと神戸フィールドにて3日間開催された「THANKS KOBE ~がんばろうKOBE 25th」ゲーム試合初日。
一軍に昇格したての大下誠一郎選手が、山岡打撃投手から借りたユニフォームを着て放ったホームランは忘れられない。
育成ドラフト会議での指名を経てNPBの加盟球団へ入った選手が、入団1年目のシーズン中に育成選手契約から支配下選手契約への移行を経て記録した事例は大下が初めてである。
すごいよなあ。
オリックスは今年もわりと早めに最下位が確定したけど、この大下選手がベンチの雰囲気を変えてくれたおかげで、試合は最後まで楽しめたと思う。
こういう元気で、"持ってる"選手をずっと待っていた気がする。
10月、11月、オリックスに関しては特に大きな波風もないまま、ホークスの暴力的な日本シリーズを見終えた。
新庄剛志トライアウトに参加
12月7日のトライアウトに剛志が参加した。しかし、NPB復帰は叶わず。
後日、独立リーグからのオファーは「多分48歳だから」という理由で蹴ったという報道がされたのは”わいたこら”と思ったが、剛志としては、自分よりも若年選手にチャンスをあげてほしい、という意図もあったのではないか、と予想したりもした。まあ剛志の考えていることは、剛志本人でないとわからない。そういうところも含めて剛志なんだと思うし、私は今後も剛志のファンでい続けるのだろう。
ノムさんクラファン企画に参加、目標額達成
ノムさんこと、野村克也氏が現役選手として活躍した南海ホークスのホーム球場があった、大阪・なんばに、彼の記録をあらためて展示する場を設けよう、というのが本企画の大筋である。昭和関西パ・リーグ大好きな私も少額ながら参加させてもらったが、無事、目標額である2000万円を達成し、次の目標額である3000万円にも、2020年12月30日の時点であと300万円と迫っている。
ノムさんの展示を含んだ、南海メモリアルギャラリーは2月にリニューアルオープンされると聞いているが、越境移動自粛ムードがまた落ち着いたら、帰省がてら訪問しようと思う。
ステフェン・ロメロ選手 オリックス復帰が濃厚に
今年序盤に「卒ロメ」完了したと思ったところ、年末にこんなニュースが舞い込み、めちゃくちゃ動揺した。というか今もしている。年内の公式発表されなかったので、心が落ち着かない。
2019年までに買い集めたオリックスのロメログッズを持って、また球場でオリックスのロメロを応援する未来があるのだろうか。「卒ロメ」は1年だけで、またロメロに熱狂できる日が来るのだろうか。吉報を待つしかない。
・・・
以上が、いち野球ファン、いちオリックスファンの1年の振り返りである。
やっぱりロメロ選手のことが好きなんだなあ、と自覚したりするなど、色々思うことはあるけれど、それよりも、パンデミック下において、シーズンを無事終えた野球選手、球団、ファン、関係者すべての方々に感謝の念を示したい。
ありがとうございました。そして、お疲れ様でした。
きたる2021年もコロナとの闘い?共存?だかは続くけれど、野球ファンとしての記録を続けられますように。
記録はつづく