プロ野球カード記録 その37
2021年シーズン開幕まで一週間を切った。
私が応援するオリックス・バファローズは、西武を相手にメットライフドームでのオープニングシリーズを迎える。
関東在住なので、開幕戦はぜひとも現地観戦したかったが、上限観客数を設けた上でのチケット争奪戦にあっさり敗れたことを、未だに少し引きずっている。また最も力を入れて応援しているステフェン・ロメロ選手の来日も未定で、開幕に際してテンション最高潮というわけではないのが正直なところだ。
それでも去年の今頃は、オープン戦が途中で中止になり、再開~開幕がまったく見えない状態だった。それに比べると、期日どおりに有観客で迎えられる今シーズンははるかにベターな状況であると信じつつ、しばらく止まっていたプロ野球カード記録をしたい。
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背番号 21
吉田 篤史
吉田投手がプロ入り2年目の年、1993年ベースボールマガジン社製カード。
このピンクロゴ&ラインのユニフォーム時代よりも、この後の時代の白&黒のユニフォーム姿で名中継ぎ投手としての姿が記憶に残っている。ずっとロッテでプレーされていたような印象が強いが、2003年にトレードで阪神タイガースに移籍、翌2004年に現役引退されている。
NPB、独立リーグでの指導経験を重ね、2020年、独立プロチーム・四国アイランドリーグplusの徳島インディゴソックスの監督に就任。同年チームは優勝を果たしており、吉田氏はチーム史上初の、NPB指導歴を持つ優勝監督となった。今季も続投されるようで、指導者の手腕に引き続き注目したい。
2017年のサンダーバーズ戦を最後に、独立リーグの試合を観に行けていないことが悔やまれる。パンデミックが終息して、各地の球場に出向く未来がなおさら待ち遠しい。
背番号 26
和田 孝志
1993年ベースボールマガジン社製、和田投手のルーキーイヤーカードだ。
2軍生活が長かったが、90年代後半~2000年に入ってからの、山本功児監督のもとで開花したというイメージが強い。ロッテ一筋で2002年に現役引退。
コーチ、スコアラーなどを経て、2019年に出身高校である拓殖大学紅陵高等学校 公式野球部の監督に就任された。2021年も引き続き監督として、「千葉の名門校」復活に尽力されるようだ。同校野球部のコーチには、同じく同校OBで元ヤクルトスワローズの飯田哲也氏も加わった。NPBのOBが監督、コーチとして指導する学生野球部の動向から目が離せない時代にもなってきたと言えるだろう。
これは当ブログで何度か書いてきたことであるが、自分がこどもの頃に活躍していた野球選手が現役引退し、今、指導者として再会できるのはファンとしてうれしいことであり、またその指導者たちがこの後の時代を担う選手を育てる、そんな連綿と紡がれていくものに、ちょっとロマンを感じる。
番外編
千葉ロッテマリーンズ/増田運輸スペシャルデーカード
2018年4月19日、ZOZOマリンスタジアム入場時に配布されたラッキーカード。
増田運輸 創業50周年スペシャルデーに、ビジター席でオリックスを応援しに行ったときにもらったものだ。ショップで買う野球カードも大好きだが、こうした地元企業のスポンサーカードをちまちま集めて保存し、たまに見返すのが、私はたまらなく好きだったりする。(企業コラボクリアファイルも同じく好きだ)
トラックと井口監督、ロッテ選手陣のレイアウトがなんとも言えないし、現楽天の涌井投手の持っているボールに50周年の「50」が書かれているのもツボを突いてくる。
同じ趣味を持つ野球ファン、一定数いると思うんだけど、どうだろう。
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そんな収集癖について書いているうちに、開幕までのカウントダウンが進む。
パンデミック下、野球ファンとして、今年はどういう楽しみ方ができるのだろう。
2020年シーズンよりも、明るい話題が増えることを願う。
記録はつづく