タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

プロ野球カード記録 その39

2022年2月末。

球春到来からはや1か月。春季キャンプは有観客で行われたものの、まん延防止等重点措置のせいで関東からの遠征を見送ることになり、テンションが上がりきらなかった。

宮崎や沖縄に行きたかったなー、とブーブー言っているうちに、そのキャンプももう終盤にさしかかり、球団によってはもう5月の公式戦チケット販売を開始している。

時が経つはやさと比例してパンデミックも終息してほしいものだが。

現地で楽しめる野球イベントから遠のいてはいるけれど、細々と続けてきたプロ野球カード記録は継続したいと思う。

今回記録するのは、千葉ロッテマリーンズの2選手。

 

背番号 7

南渕 時高

f:id:shibata_pro:20220226224106j:plain

1996年ベースボールマガジン社製「Diamond Heroes」という箔押しされたシリーズ。

f:id:shibata_pro:20220226224158j:plain

1989年ドラフト4位でロッテオリオンズに入団。球団が千葉に本拠地を移し、マリーンズとなった90年代初頭から頭角を現し、このカード裏面にも記載のあるようにMVPを獲得するなど活躍を見せた。

しかし翌1997年入団の、小坂誠選手の守備台頭によって出場機会が減る。確かに90年代後半以降の小坂選手は「ロッテの守備と言えば小坂」というイメージが浸透するぐらい活躍していたよなあ…

南渕選手に話を戻すと、98年に中日ドラゴンズに移籍。代打としてシュアなバッティングをする姿が記憶に残っている。その後は00年にオリックス・ブルーウェーブに移籍、同年引退されている。

現役引退後も野球に携わっておられたが、特筆すべきは、22年に独立リーグ・福井ネクサスエレファンツの監督就任が決まったという点だろう。前身の福井ミラクルエレファンツ球団の運営母体が不安定だったり、諸問題があった分、新球団のネクサスエレファンツで名采配をふるい、独立リーグを盛り上げてほしいと願う。

また話が逸れるが、ネクサスエレファンツにはヤクルトスワローズ日本ハムファイターズで活躍した秋吉亮投手の入団も決まっているので、引き続き注目したい。

 

背番号 7

鈴木 大地

f:id:shibata_pro:20220226231229j:plain

f:id:shibata_pro:20220226231300j:plain

2016年ベースボールマガジン社製カード。

先の南渕選手の同じ背番号7のマリーンズの(元)選手、鈴木大地

12年にロッテ入団。堅牢な守備と俊足が憎い選手で、2014年にはキャプテンにも就任していおり、個人的に、勝手に「生涯千葉」のイメージを抱いていたので、20年に楽天イーグルスに移籍した時は驚いた。

移籍自体にも驚いたが、多くの野球ファンがもうひとつびっくりしたのは、この応援歌ではないだろうか。

www.youtube.com

この応援歌がリリースされたのが2020年初春、パンデミック前のことだったので、「これ実際球場で聴くの楽しみ…」とソワソワしたものだ。

本拠地の楽天生命パークではインストゥルメンタル版が鈴木選手の打席時に放送されているが、2022年シーズンこそ、楽天ファンが大声を出して歌うシーンを目の当たりにしたいと心から願う。

 

・・・

今年はロッテ球団が「千葉ロッテマリーンズ」となって30年という節目の年。

私自身はロッテファンではないが、ビジターとして幕張で観戦する機会は多く、マリンスタジアムは好きな球場のひとつだ。記念グッズが販売されるのであれば、きっと買ってしまうだろう。

もうしつこく、何度も言うが、私は外野スタンドの応援団のリードのもとで応援歌をうたうのが一番の趣味だし、対戦相手の応援歌熱唱を聞くのも大好きだ。

シーズン途中、夏過ぎからでもいいので、応援歌が解禁されることを強く願いつつ、開幕を待つことにする。

 

 

記録はつづく