タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

はじめての社会人野球観戦の記録 高知~京都編

オリックス・バファローズ在籍時から応援してきた金田和之投手が、2022年から三菱重工Westに入社・入団したことをきっかけに、観戦を始めた社会人野球。

shibata-pro.hatenablog.com

3月末のオープン戦見学を皮切りに、高知での観戦を経て、わかさ生活JABA京都大会を観戦することができた。

京都大会の結果は、金田投手がクローザーを務めて三菱重工Westが見事優勝。

社会人野球観戦ビギナーながら、目の前で繰り広げられる熱戦と、応援している投手の活躍に熱狂した。

 

・・・

京都大会の話の前に、高知での試合観戦の様子をかいつまんで記録しておこう。

貝塚でのオープン戦見学後、三菱重工West(以下West)がどんなチームで、どんな選手がいるのかもっと知りたくなったし、そしてなにより金田投手の登板を一日でも早く球場で見てみたい気持ちが高まり、JABA高知大会を観戦しに、一路四国へ。

高知城。高知ならびに四国に来ること自体が初めてで、気分が上がる。

私が観戦したのは、4月9日㈯のWest対シティライト岡山戦@高知市野球場と、翌4月10日㈰の日本通運vsWest戦@東部総合運動野球場だ。

9日、ブルペンで投球練習をする金田投手。緊張してこれ以上近くには行けない…

そして9回裏、2022年、初めて現地で見ることのできた、公式戦での金田投手のピッチング。

キレのある投球で三者凡退、Westが見事勝利。シビれたーー!

 

翌日、4月10日㈰。

最後までゆっくり観戦したかったが、試合開始時間の後ろ倒しがあったり、帰り飛行機の時間の都合があったりと、途中で後ろ髪を引かれる思いで球場をあとにした。

試合結果は、3-2で日本通運の勝利。残念ながらこの大会では、Westは決勝進出を逃してしまった。

次回観戦時は必ずフルで観て、決勝戦まで応援できたら…!と思いながら、高知をあとにした。

・・・

JABA京都大会観戦

高知から戻ってまもなく、次のWestの試合観戦のための旅程を組む。ゴールデンウィークと有休を組み合わせて、4/28㈭~5/2㈪の滞在を決めて向かった西京極。

4月28日㈭ 日本生命 vs West@わかさスタジアム京都

序盤からWestの打撃が冴えわたる。

野手のなかでの私のイチオシ、佐藤選手。

竹田投手、いい球投げるなぁ!

日本生命 廣本選手。

オープン戦以来感じてきたことだが、両チームベンチの声出しが、ビギナーの私にとってはやはり新鮮で、この日の夏日の日差しも相まって、私まで元気が出る。

そしてWestが4点リードのまま、9回、金田投手がクローザーとして登板。

興奮でウフォ、ウッフォしながら観ているうちに、三者凡退。最高。

6-2でWestが勝利し、準決勝進出が決定した。やったね!

 

このあと4/29、30、そして5/1の試合が雨で順延となったため、準決勝戦と決勝戦が5/2にまとめて開催されることに。しかも京都の球場ではなく、大阪は此花区 舞洲の大阪シティ信金スタジアムに場所を移し、計3試合を催行。社会人野球試合漬けの一日を過ごすこととなった。

 

5月2日㈪ 日本製鉄広畑 vs West@シティ信金スタジアム

Westの根来選手の安打を皮切りに、1回から5得点。

先発を務めたベテラン・守安投手。

5回以降は川上投手が登板、ビシっとキメる。

打撃面では1点追加があり、6-1でWestの決勝進出が決まった。

ここまで来たら優勝してほしいな…!という気持ちに。

・・・

このあとそのまま三菱重工East vs セガサミー準決勝戦も観戦させていただいた。

オリックス-中日の武田健吾選手。高知大会では首位打者賞を獲得するなど、活躍を重ねられている。この試合でも溌剌としていて素敵だった。

サイドスローの長島投手。

DHの龍 幸之助選手。お名前もバッティングスタイルもかっこいい。

試合はEast優勢のまま進む。

スタンド内では、このまま行くと、決勝戦はEast vs Westの三菱重工東西対決になるのでは?という観客の声がちらほら聞こえてきた。私も社会人野球観戦ビギナーながら、わくわくソワソワしてしまった。

結果はEastの勝利。

三菱重工 同門東西の対決だ!

東西決戦開始は17時。この時点で予定から3時間押しで、ナイターの時間帯に差し掛かったことにもテンションが一層あがる。

1回裏から和氣選手のホームランが飛び出し、Westが攻める。私にとっては社会人野球観戦開始後、Westを応援して初めて生で観る記念のホームランとなった。

次のイニングのEast攻撃時、龍選手にも一発が出る。序盤から熱い戦いだ!

東西とも追加点がないまま、試合が進む。小雨も降り始め、空気も冷えてきたけれど、この試合、どうなるんや??とエキサイトしていたためさほど気にならなかった。

このままWestが逃げ切り、金田投手が9回をビシっと〆て優勝…とか最高の展開だよな…

という妄想もそこそこに、結局、それが現実のものとなる。

妄想と違っていた点は、9回からではなく、8回~9回のイニングを跨いでの登板だったということ。金田投手ファンにとって最高のひとときだった。

おめでとう!!!

試合後、ほどなくして表彰式と、

EastとWestの記念写真撮影が行われた。

「こんな機会めったにないよな!」という声が、スタンド内の社会人野球ファンのグループから聞こえてくる。

ビギナーの自分もこの場に立ち会えて、また大好きな投手の活躍が見られて最高だ…!

金田投手やWestナインの喜ぶ姿。感無量だ。

この優勝で10月の日本選手権出場権利を獲得。少し先だけど、その試合も万事繰り合わせて観戦したい。三菱重工Westと、金田和之投手の応援を続けよう、と固く誓いつつ、舞洲をあとにした。

 

・・・

以上が、JABA高知大会~わかさ生活京都大会 三菱重工Westの試合を主に観戦した時の記録だ。

ひとつ前のエントリでも書いたとおり、応援を続けてきた野球選手がフィールドで活躍する姿を長くみられることは、本当に幸せなことだ。

それだけでなく、その選手がきっかけとなり、これまで知らなかった社会人野球観戦という新たな趣味の扉が開いた。野球好きとして、これはとても大きなことだと思うし、なにより、いろんな球場に出向いて、知らなかったチームや選手の姿を拝見し、どんなプレースタイルなのかを覚えていくのは純粋に楽しい。

 

野球ファンとして新たな一歩を踏み出した、最高の2022年のゴールデンウィークだった。

WestとJABAのファンクラブにも入会を済ませ、次の試合観戦への準備は万端。社会人野球観戦、これから存分に楽しもう。

 

 

記録はつづく