タフィ・ローズを捜しています

最愛の野球選手であるタフィを超える選手を捜しながら、80年代、90年代のプロ野球の記憶などを記録していきます。

プロ野球カード記録 その20

祝・梅雨明け。 

関東はじめ日本各地で日照時間が短い日が続き、夏を感じることが少なかった7月が終わろうとしている。

野球のほうはというと、オールスターが終わり、後半戦開始から今日まであっという間といった感じだ。そしてなんと2020年の公式戦日程が発表された。東京五輪の影響で例年より早い発表だが、どこか急かされているような気がしてしまう。

五輪に関わらず毎年感じるのは、ここから秋まですぐに過ぎてしまうということ。さすがに早すぎだろうと自分でも思うが、来季のファンクラブのグレードをどうしようとか、キャンプに行きたいなあとか、そういうことを考え始めてしまう。

私が応援するヤクルトもオリックスも、苦しい状況がずっと続いている。日々試合の行方をチェックし、心から応援はしているのだが、無理やりポジティブ・マインドに持っていくのがどうも難しく、つい先走って来季に思いを馳せてしまう。

それが悪いことかと問われると、必ずしもそうではないと思う。ながく野球観戦をしていると「こういう年もある」のは確かだ。勝てない時はどうしたって勝てない。だからって私はファンを辞めるわけではない。野球ファンとしての長い旅というのは続くのだ。

残り少なくなっていく2019年シーズン、まだまだ楽しめますように。

おわり

 

ではない。

野球カードの記録をしておこう。

 

西武ライオンズ

背番号47

工藤公康

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1994年ベースボールマガジン社製カード。レジェンドブルーの西武帽がまぶしい、工藤氏が最優秀防御率投手のタイトルを獲得した翌年のカードだ。

自分の意思で野球を観始めた1990年前後、深い知識がなくても西武は「毎年優勝している」「とにかく強い」という認識が植え付けられていた。また「かっとばせキヨハラくん」をはじめとした野球ギャグマンガなどの影響もあって、この時代の西武ナインは「おなじみ」という位置づけで、工藤投手もその一人だった。

西武、ダイエー時代でビシバシ投げまくっていた印象が個人的に強いが、あらためて経歴を調べてみると、巨人、横浜と渡り歩き古巣・西武で現役引退されていたのを今知った。

2019年現在は、ソフトバンクホークスのダグアウトで腕組みをしながら、ニヤっとしているような、悩むような渋い表情を見せつつ采配する姿が馴染み深い。前述の強い西武のイメージのデジャブか否か、今はとにかくホークスが怖い。対ホークス戦では、お手柔らかに頼むワ、と私の方がテレビの前や球場で腕組みをしながら観戦している気がする。

 

 

広島東洋カープ

背番号37

緒方孝市

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1992年ベースボールマガジン社製カード。

2016年のカープ快勝連発、リーグ優勝時に大流行した「神ってる」という言葉を生みだした緒方氏(実際はご子息が発した言葉らしい)が現役6年目のカードだ。今も端正なルックスであり、このカード画像ではわかりにくいが現役時代の緒方氏はそれはそれは甘いマスクで、アイドル枠の選手だったように認識している。結婚相手もアイドル(中條かな子氏)というのも納得できる。

80~90年代はアイドル×野球選手の成婚話は今よりも多かったように思うがどうだろう。そもそも現代のアイドルの定義や活動が拡大されているから、昔と比較するのはまちょっと難しい部分もあるかもしれない。いずれにしても見るからにハンサムな野球選手とアイドルの結婚は、自分がこどもだったこともあり、憧れの対象ということに変わりなく、そういうのもあって好きな野球選手と自分が恋に落ちる妄想もはかどったのかもしれない。

緒方氏に話を戻そう。カープは2019年シーズンはややトーンダウンしているものの、それでもAクラスをキープしている。前述の工藤監督同様、「強いチームの監督」というのはダグアウトで腕組みする姿だけで脅威に感じてしまうものだ。

私が応援するヤクルトとオリックスだって両監督とも素晴らしい。しかし工藤氏や緒方氏とは何が違うんだろう、とたまに弱気になってしまう自分に平手打ちで喝を入れつつ、最後のカードを記録しよう。

 

 

読売ジャイアンツ

背番号8

原辰徳

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1994年ベースボールマガジン社製カード。

ご存じ、現巨人監督の原氏。それ以上の説明要らないよね?と言って本日のブログを終えたいのが正直なところ。

巨人およびNPBのアイコン的存在ではないだろうか。巨人一筋、長い経歴をお持ちの同氏、当然その途中途中で、いち野球ファンからは垣間見ることのない浮き沈みや苦悩があったことだろう。それでも「巨人あるところにこの人あり」「いつもいて当たり前の存在」と言っても過言ではない、主に平成の巨人野球シーンから切り離せない方ではないだろうか。

2019年7月31日現在、原監督率いる巨人軍はぶっちぎりの首位。それこそまだ早いだろう、という今の時期に優勝の「ゆ」の字をちらつかせている。

先も書いたように、他チーム、わけても最下位のチームの監督だって素晴らしいことに変わりはない。ただダグアウトでの顔つきが違うように感じる。

原監督は表情がお祭りだもんな

 

それでも最後のどんでん返しを期待しつつ、後半戦最後まで観戦を楽しむのみだ。口では「もう今年はアカン」といいながら、下克上ドラマを遠く夢見る野球ファンは私だけではないはず。

 

まだまだ…!

 

 

記録はつづく