プロ野球カード記録 その28
緊急事態宣言後、このブログに関しては件のウイルスに動揺することなく、淡々と更新をしようと思っていたが、すでに5月になりつつある。
今の野球観戦やイベントの記録に関するエントリもあるが、昔の野球カードやグッズを記録していくのが当ブログのメインコンセプトだ。2020年シーズン開幕がみえない状況が続く中、ただ昔のことを書けばよいのだろうが、私にとっては「昔のこと」を書くためにも「今の野球」を観戦することが大きなモチベータになっているのかもしれない。
更新頻度が下がっていることへの言い訳めいている気もするが、今回はプロ野球カードの記録というエントリ名のもと、手持ちの新旧野球選手の下敷きを記録したい。
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背番号8
岸川 勝也
通称ガッチャマンヘルメット時代のダイエーホークス・岸川選手の下敷き。
1989~1992年の間に発売されたものだろうが、知人の九州旅行のお土産だったか、あるいは藤井寺球場でダイエーの試合が行われた日に買ったものか、記憶が定かでない。
ソフトバンクホークスの前々身、南海ホークスに1984年入団。「ホームラン・アーティスト」と評価され、大阪球場で行われた最後のヒーローインタビューを受けたのがこの岸川選手だったようだ。youtubeで「岸川 ホームラン」で検索すると、同選手の堂々たる体躯から繰り出される打球映像を楽しむことができる。
ダイエー時代を経て、巨人~横浜ベイスターズでプレーを続け1998年に現役引退された。
引退後はNPB、社会人野球でコーチを務めたられたのち、現在はRKBラジオ(福岡方面メイン)で野球解説をされており、同局のツイッターアカウントなどでもお元気な姿を拝見することができる。私自身が子供時代に連れられて行った大阪球場で、もしかしたら南海時代の同選手を見ていたかもしれないと思うと、以前よりも親近感が湧く。開幕後はぜひ岸川氏の解説を聴いてみたい。
背番号34
吉田 正尚
2017年、京セラドームのグッズショップで、自分で買った下敷きだ。
買ったはいいけど、アラフォーの会社員が下敷きを使う機会って、なかなかないのが正直なところ。混み合うショップでとにかく何か吉田グッズを買わなきゃ、と手にとって会計したことを記憶している。
今のオリックス・バファローズのスター選手と言えば、この吉田選手だろう。2016年バファローズ入団、今年プロ入り5年目となる。2020年シーズンからは、吉田選手と新加入のアダム・ジョーンズ選手がバカスカ打ちまくるはず。
球場で正尚チャンスダンベルを振って応援できるようになるのはいつになるのだろうか。
背番号51
説明不要の世界の野球人・イチローの下敷き。
1996~97年頃のものだろうか。
去る2020年4月22日、文化放送ライオンズナイターの特別企画の一環で、1999年5月16日 西武ライオンズ対オリックス・ブルーウェーブ「松坂VSイチロー初対決」を当時の実況をそのまま放送する時間帯が設けられ、私も試聴した。
当時の実況中「打席に入る前、屈伸運動をするイチロー」というフレーズが聞こえてきた時、20余年を経たラジオの音声越しに、ブルーウェーブの紺色のユニフォームを着た細見のスター・イチロー選手が深く屈伸をする姿が自然と、リアルに目に浮かんだ。
それぐらい、イチロー選手のルーティーンやムーブは印象的だった。
そしてこの試合では平成の怪物に見事に抑えこまれるわけだが、その結果を知っていてもなお、ハラハラしながらプレイバック中継に耳を傾けた名試合だった。
テレビ中継とはまた違ったラジオ実況担当のアナウンサーの言葉遣い、テンポなど、あまり意識することがなかったところまで楽しむことができて、とても良い企画だったように思う。
ラジオ以外のメディアでも過去の名試合・名場面特集が多く組まれているので、開幕まではそれで暖をとるとしよう。
暖をとる、というか紛らわす部分も強いけど。
一日も早く新型コロナウイルスが収束しますように。
記録はつづく