プロ野球カード記録 その31
背番号99
ステフェン・ロメロ
2020年ベースボールマガジン社製カード。
入団当初は背番号99だったが、開幕後すぐに、2019年まで在籍していたオリックス・バファローズ時代と同じ「9」に変わった。
背番号が若ければ選手として優れている、ということには必ずしもならないけど、ロメロ選手の背番号変更は、昇格と言って問題ないだろう。
ロメロ選手をどれだけ応援していたかは過去エントリの通り。
自分が楽天ファンになることはなくても、ロメロ選手のことは応援しようと決めていた。
開幕以来、オリックス戦と楽天戦をマルチ画面で同時観戦する日々が始まった。
打順は6番で固定。大丈夫かな、開幕早々怪我しないでほしいな…という心配をよそに、よく打ち、よく走る。出塁時に装着する保護ミトン姿もかわいい。
SNSでは #ロメロにメロメロ というタグを使ってロメロ選手をたたえる楽天ファンも多く確認できる。
オフシーズンに移籍先がなかなか決まらず、また決まってもこれまでの年俸を下回る額で、あまり評価されていないんじゃ...などと懸念していたけど、とにかく安心した。
今後も活躍を重ねて(対オリックス戦以外で)来季は倍額の年俸を稼いでほしいと願う。
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背番号35
島内 宏明
今季の打順は5番で固定しつつある島内選手。
私はオリックスファンで、応援チーム以外の選手をまんべんなく分析したり、注視するタイプではなかったが、ロメロ選手の1打席の前ということもあって、自然とこの島内選手を目にする機会が増えた。
島内選手が手堅く出塁して、ロメロ選手がキメる、というパターンが多くないだろうか。今季の楽天の下位打線はなかなか怖いものがある。上位打線も安定してエグいので、今後は一層、対楽天戦は憂鬱なカードになりそうだ。
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背番号14
則本 昂大
キャリアについては説明不要の、東北の大エースだ。
則本投手が今季初勝利を飾った試合が忘れられない。その試合のヒーローインタビューでは、同投手と、ホームランを放ったロメロ選手の2人がお立ち台に立った。
楽天イーグルスのインタビューのシメは、選手が「Burn(バーーン)!!!」という掛け声をするのがお決まりのようだ。
シメの役目を振られた則本投手が、移籍後初ヒーローとなったロメロ選手にマイクを譲って掛け声のやりかたを教えるという一場面があって、すごくうれしくなった。
ありがとう...ロメロ選手のこと、頼んどきます…
という誰目線な心境になってしまった。
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結局、ロメロ選手の話だけになってしまった。
思い返せば3年間、かなりの熱量をもって同選手のことを応援してきたから仕方がない。
じゃあ、もう楽天ファンになってしまえば”楽”なんじゃないか、という考えがよぎったことはある。
好きな選手の移籍先チームのファンになるのは悪いことではない。
でも私はオリックス・バファローズのファンをやめることはできない。理由はいろいろあるん"だろう"けど、その理由を改めて言語化するのは難しいし、またあえてその理由を列挙するのもヤボだろう。「好きなもんは好き。」それだけだ。
今後も引き続き、ロメロ選手を応援する予定だが、少しずつ、自然に卒業できればいいな、とは思っている。
やっぱり熱を上げて応援する対象は、応援しているチームの選手がいい。
マルチ画面でオリックス戦と楽天戦を同時観戦するのも楽しいけれど、私が望んでいるのは、オリックス戦だけに熱中できる試合展開なのだ。
越境移動が心置きなくできるようになったら、まっさきに京セラドームに向かう予定だ。
記録はつづく