はじめての社会人野球観戦の記録 貝塚編
2022年4月もなかばにさしかかりつつある。
NPB開幕戦を含め、3月末の開幕以降、複数回球場へ足を運んできたが、それに加えて社会人野球の試合を観戦する機会もあったので、そのことを記録したい。
長らく野球観戦を主な趣味とし、主にNPB、時々独立リーグを観戦してきたが、社会人野球の試合観戦は未経験だった。そんな中、ある投手によって、初観戦のきっかけがもたらされた。
ある選手、というのは、三菱重工West 背番号16 金田和之投手である。
(画像は三菱重工West硬式野球部 HPより引用)
2017年のオリックス・バファローズへの移籍後、投球スタイルがかっこよく、いつのまにか注目するようになった。2018年に初めて訪れた宮崎キャンプでも、運よくサインをいただくことができ、一層熱を入れて応援を続けることになった投手だ。
しかしながら、生き馬の目を抜くアスリートの世界、非情にも2021年オフに戦力外となる。合同トライアウトでは、BIGBOSSこと新庄剛志新監督が金田投手を高く評価したとの報道もあり、ファイターズが獲得か??と、ファンとしてどよめくこともあったものの、NPB球団への入団の報せがないまま時が流れた。
が、2022年2月、朗報が。
\🌏掲載情報📰/
— 三菱重工業株式会社 (@MHI_GroupJP) February 18, 2022
“31歳かねやん、もう一花 プロ戦力外…でも投げたい”
元 #オリックスバファローズ の #金田和之 投手が #三菱重工West に加入するまでの心境の変化が綴られた記事が #毎日新聞 に掲載されております。
是非ご覧ください👇https://t.co/ggrOdu0ByB#三菱重工スポーツチャレンジ
またマウンド上で金田投手が見られるのか…!
この報道に触れるやいなや、同チームの情報ならびに社会人野球に関する情報収集を開始した。
都市対抗戦が開催されることはなんとなく知っていたが、それ以外の試合は、いつどこで開催されるのか。練習見学は可能なのか。他にどんなチームがあるのか…
まん延防止措置も解除されたこともあり、直近で金田投手を一目見に行ける試合日程と、観戦可能かどうかの調査を行い、3月30日(水)、さっそく球場へと向かった。
大阪府は貝塚市にある、日本生命貝塚スタジアム。対戦カードは、日本生命 vs 三菱重工Westのオープン戦。
アクセスや球場の詳細の前情報はこちらのサイトを参照させていただいた。
外野スタンドはなく、観戦はバックネット裏の二階部分から。
スタンドに向かう通路が一塁ベンチ裏なので、出入りする日本生命の選手方々とすれ違うと、さわやかに挨拶してくださるのがうれしかったし、選手との距離の近さにちょっとびっくりした。
検温と必要事項の記入を済ませ、
メンバー表をゲット。背番号16の文字に心がおどる。
直射日光を避けながら、バックネット裏から観戦できるのがうれしい。
スタンド着席後まもなく、試合開始。
両ベンチの大きな声出しがまた、わくわくさせてくれる。
試合の行方を気にするかたわら、イニング間にWestベンチを凝視して、金田投手がいないかどうかを確認する。元々の近視&乱視に加えて、格安スマホのカメラではきつい。
背番号16...いらっしゃいますかッ…
いるッ!!
(画像右から2人目)
ゲーム展開に加え、Westの抑え投手として誰が登板するのかソワソワしながら、試合終盤を見守った。
(ぼやけがひどいが)試合結果は、4-4の引き分け。
金田投手の出番はなかったが、三菱重工Westの背番号16 金田和之投手を一目拝見できただけで、そしてそのために東貝塚まで来られたこと自体に満足だ。また、選手名鑑だけではわからない、両チームの選手のプレースタイルを拝見できて、とても楽しかった。
天気も良く、上々の社会人野球観戦デビューができた。
ありがとう、日本生命スタジアム。きっとまたおじゃまするだろう。
・・・
会いたい選手を一目拝見するために、初めての土地、初めて行く球場に足を運ぶ緊張と楽しみ…どこかで経験した気がする。
そうだ、2015年夏、富山にタフィ・ローズと再会した時も、同じ気持ちで観戦したなあ。
2022年は、三菱重工Westの金田投手を全力で応援するシーズンにしよう、と固く決意しつつ、東貝塚をあとにした。
試合観戦日:2022年3月30日(水)